2025/12/27
もちろん、すべて手作りです。
「手は外に飛び出した脳」と言われるほど、私たちの文化はものづくりをする「手」によって形作られてきました。
ラテン語の「HOMO FABER(ホモ・ファーベル)」が「ものづくりをする人」を意味するように、人類にとって「作る」ことは共通の営みですが、日本人は特にその「手」に深い意味を見出してきた民族です。
同じように文化を創り出すうえでの基礎は言葉です。
日本語には「手」の付く言葉が1,000以上あると言われています。
ここで「手」の付く言葉を思い浮かべてみてください。
いかがですか、たくさんありますよね。
その前に、日本語の特徴として「気」が付く言葉もたくさんあるとよく言われます。
元気、空気、気持ち、電気、天気など、心身の状態、自然現象、エネルギー、感情など多岐にわたる意味で使われ、「気付く(きづく)」のように動詞にもなりますし、「気配」「雰囲気」「勇気」などいくらでも浮かんできますよね。
では、「手」の方はどうでしょうか。
まず決定的なのは、ヒトのことを「手」で表現してしまうことです。
「歌い手」「歌手」「聞き手」「相手」「若手」など。
人そのものを「手」で表します。
「手下」や「手を貸す」などもそうですし、仕事を表す「手間」「手当」もあるし、「いい手」「手早く」「お手上げ」など、それこそいくらでも挙げることができます。
少しの間、「手」の付く言葉を挙げてみてください。
「その手に乗るか」と言われても、「手こずる」ほど難しくもなく「手に負えぬ」わけでもないでしょう。
こういうことは「苦手」などと言わずになんとか「手がかり」を「手繰り寄せて」「手を尽くせば」きっと見つかるはずです。
まず「手始めに」と。
このように「手」の付く言葉(日本語)はいくらでも見出すことができます。
私たちが何をお伝えしたいのか。
それは、このスピーカーが正真正銘の「手作り」であるということです。
一つひとつ、職人が楽器を作るように想いを込めて仕上げています。
これは効率を最優先する大企業の工場では決して真似できないことです。
私たちは、「手軽に」「手ごろに」「手広く」同じ型の製品を大量生産し、売上を追うことは考えていません。
私たちエムズシステムは、「手堅く」「手を尽くし」居心地のよい空間とリラックスできる環境を作り出し、人の心と体を調律する「音のエア・コンディショナー」を、これからも手作りでお届けしてまいります。
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