2026/2/10
このたび、エムズシステムは「音環境宣言」を公開しました。
https://www.mssystem.co.jp/concept/sound-environment-declaration/
これは、新しい製品を発表するためのものでも、事業領域を広げるためのスローガンでもありません。
私たち自身が、これからどの立場で音と向き合うのか。
その意志を明確にするための宣言です。
エムズシステムは、25年以上にわたりスピーカーをつくり、届けてきました。
音質、構造、素材、設計。技術としての音、製品としての音に、真摯に向き合ってきた自負があります。
しかし同時に、現場で何度も目にしてきたことがあります。
同じ音源、同じ機器であっても、空間や状況が変わると、人の反応がまったく変わるという事実です。
「音がいい」「悪い」という言葉では、説明しきれない体験の違い。
この違和感が、私たちを次の問いへと導きました。
音は、本当に「聴くもの」なのか?
従来、音は「聴く対象」として語られてきました。
しかし、私たちが扱ってきた音は、本当にそれだけだったでしょうか。
音は、空間に広がり、空気を振動させ、人の身体に直接作用します。
音が変わると、
呼吸が変わる。
緊張が変わる。
眠りの深さが変わる。
私たちは次第に、音を「聴かせるもの」ではなく、空間の質を整えるものとして捉える必要があると考えるようになりました。
なぜ「音環境」という言葉なのか?
音量や音質だけでは、この現象を説明できません。
重要なのは、
音の広がり方
方向性の有無
空間との関係性
こうした要素が組み合わさった環境としての音です。
私たちはこれを「音環境」と呼びます。
音環境は、人の集中力や回復力、そして睡眠の質にまで影響を及ぼします。
これは嗜好の問題ではなく、暮らしの基盤に関わる問題です。
会社として、この問いを引き受ける音環境を語ることは、簡単なことではありません。
測定しづらく、数値化しにくく、即効性のある答えもありません。
それでも私たちは、この問いから目を背けないことを選びました。
なぜなら、音を扱う会社として、人の生活にどう影響しているのかを引き受ける責任があると考えたからです。
音環境は、設計し直せる
私たちは、音環境を「与えられるもの」ではなく、設計し直せるものだ
と考えています。
住宅、医療施設、ホテル、オフィス、商業空間。あらゆる場所で、人が疲れにくく、回復しやすい音環境はつくれます。
それは特別な贅沢ではなく、これからの社会に必要な基盤です。
https://soundsleep.in/
エムズシステムはこれから、スピーカーという製品を通じて、音環境という考え方を社会に実装していきます。
売るためではなく、暮らしを整えるために。
人が、
音の中で
自然に呼吸できる世界へ。
この宣言を、私たちは会社として引き受けていきます。
代表取締役 三浦光仁
有限会社エムズシステム
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