「蜜蜂と遠雷」にその後があるなんて知りませんでした。
クラシック音楽を言葉にすることなど、出来ようがない、と思い込んでいたのですが、恩田さんが見事に覆してくれたのが蜜蜂。その2段構えの分厚い物語に後日譚があったなんて。
「祝祭と予感」
なぜ見逃してしまったのかもわからない。
もちろん、今ではそれほど小説を読んでいないので、恩田さんのその後を追うこともしていなかったから、気づかなかったのでしょうが。
蜜蜂の出版が2017年、そしてこの祝祭が2019年。
もう5年も経っている。
とは言え、物語の中でピアノを弾いていた4人にとって、この5年間、時は流れておらず、読み手のこちら側だけにコロナという異常な時代を含む5年が経過したに過ぎない。
蜜蜂からのスピンアウトだから、それほど音楽が鳴っているわけでもないのでしょうが、もう一度、言葉が奏でる音に浸ってみたいです。
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