今オフィスを作る時のキーワードは「バイオフィリック」と言われています。
日本語にすると「自然志向」になるのでしょうか。目に見える植栽のグリーン、手や身体に触れる什器の素材感、職場に流れている自然音。これらを総合的にデザインして、より自然に近い環境を作り出すことが重要と思われています。
地上で人工物を作り出しているのは人間だけです。その人工物に取り囲まれているので私たちは自然を強く希求します。
オフィスも例外ではありません。
ただ、そこで流れている「自然音」は確かに森の梢で囁く小鳥たちの声だったり澄み切った清流のせせらぎの音だったりするのですが、それを流しているスピーカーは人工的、直接音を発しているため、自然な空気感を作ることができないままになっています。
風通しの良い、という形容詞が何を意味しているかというと、「自然な」ということに他なりません。風通しが悪いのは人工的な遮蔽物が存在するので、自然な風の通り道を塞いでいるということでしょう。
自然な空気感を作ることで、その空間は自然に居心地の良い、リラックスできる環境に整います。
音の波、音の響き、音の揺らぎそのものが
自然である必要があります。
https://www.office-com.jp/gimon/office-tips/sound_masking_office.htm
撮影協力:ミヤモト家具
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