412回目の「演奏家のいない演奏会」を銀座ブロッサムにて16日の14:30から開演しますが、その後、徒歩1分のエムズシステム新富町本店ショールームにて「ワインテイスティング付き」の演奏会を第2部として行います。
すでに第1部参加者の3分の2の方々が第2部に引き続きご参加くださるようです。
400回以上続けてきた「演奏家のいない演奏会」ですが、そのうち40回くらいはこのワインテイスティング付き、というのを行ってきました。
このスピーカーを聴く前と後ではワインの味が美味しく変化するのです。常に必ず美味しくなる、とは限らないのですが、ビフォー/アフターでかなりの変化が生じるのです。
何故ならば、その日、そのワインの味を決める大きな要素である「空気そのものの質」が変わるからです。
特に赤ワインは進化の過程で抜栓し、その日のその空間の、その空気と交わって味が決まるので空気の質は大切な要素であるわけです。
「空気の振動」のことを「音」、と呼んでいるので、「音の質」が変われば、「空気の質」も変わります。
3分間、波動スピーカーを聞いたワインは、上質な空気と交わり、想像もつかないほど瞬時に熟成し、美味しいワインに変化します。
こんな魔法のような体験もできる「演奏会」を40回ほど行ってきました。ほとんどの回で、90%以上の方々が味の変化を体感してくださいますが、一番驚くのは決まって参加してくれるソムリエです。
16日に行われるイベントにはソムリエは参加しませんが、もしかしたらその会場に偶然ソムリエが参加しているかもしれません。
第100回の記念演奏会はサントリーホールのブルーローズの間に400名満席のお客さまが来場され、そのうち250名の方々がワインテイスティングに参加されました。
「本日は残念ながらソムリエはお呼びしていないのですが」と申し上げると、当日の対談相手としてお招きしていた当時のリッツカールトン日本支社長の高野さんが、
「お忘れでしたか、私もソムリエですから、味の変化は十分確認できましたよ」
とお話しされ始め驚いたことがありました。
こんなハプニングが起こると楽しいですね。