製品説明
スピーカーではない、すでに楽器である、というキャッチコピーに込められたエムズシステムのコンセプトをそのまま具現化したのがこの「ギター仕上げ」です。
ディティールもまさしく楽器のように仕上げました。発する音そのものはすでに「楽器」の領域に達しています。
そして存在自体も「楽器」にしてしまおうというのがこの新製品のメインコンセプトです。
楽器は奏でられてこそ楽器ですが、そこに置いてあるだけでも楽器として存在しています。
見るだけでも美しく、ひとたび音を発したら誰もが魅せられ虜になってしまうような存在。
ギター作りの本を買い求め読み進めていると、その中にギター職人のサントス・エルナンデスが造ったギターを手にしたセゴビアの言葉を見出しました。
「私はその響きを目覚めさせる前に長い間それを眺めた。曲線の優美さ、きめ細かい木目の松の表面板の落ち着いた黄金色、正確に配置されたサウンドホールの周囲の精巧な装飾、ローズウッドの裏板と横板からなる簡素な胸部からまっすぐほっそりと立ち、細い上品なヘッドに終わるネック。要するにその特徴のすべて、その優美なボディのすべての線や特徴が、私の心をしっかりと捉えた。まるで運命の赤い糸に導かれた女性が、最愛の伴侶になるべき男の前に突然現れたようだった。私がギターを弾き始めたとき私の全身は言い表しようのない幸福感に包まれた。その内なる質は、その外観よりもはるかに完璧であることが分かった。その音色は低音部では深く、柔らかくそして高音部では透明で、力強く、その音質は高貴で説得力があった。私はギター以外のすべてを忘れた」
何という美しい表現でしょう。
このセゴビアの言葉に触れた時から、これからエムズシステムのスピーカーを手に取った人々が皆、こんな風な印象を持っていただけるような製品にして行こうと思いました。
『セヴィリア』はまさにその思いを最も強く込めた逸品に仕上がりました。
熟達の職人さんによる1点ずつの手造りは究極の日本のものづくりそのものです。
ボディは美しい光沢のあるギター仕上げ。
しかも見えない後ろ側のスピーカーケーブルを接続するターミナルには箱根の寄木細工で特注した端子板を使用しました。
この楽器造りの熱い思いを込めてギターの産地アンダルシアの古都セヴィリアの名を冠しました。
Sevilla ギター仕上げシリーズ バリエーション
★★ 類似商品にご注意下さい ★★
当社の「波動スピーカー」という名称を無断で使用し、外見も類似している商品を販売しているサイトがあることが分かりました。
サイト自体が違法である可能性もありますが、そもそも当社とは無関係であり販売している商品も当社の「波動スピーカー」とは全く異なるものです。
性能や音質も当然に異なりますし、もちろん当社のアフターサービスも適用がありません。
皆様におかれましては、どうかご注意下さいますようお願い致します。
今後とも「波動スピーカー」をご愛顧下さいますようお願い申し上げます。