おかげさまで「七夕ラウンジ」も盛況で、超常連の方から、初めて波動スピーカーを聞いたという人まで、お集まりいただきました。
都会の夜空は明るくて、どこに天の川があってベガやアルタイルの所在もうまく掴めないまま家路に着きましたが、地球からこと座のベガまで約25光年、アルタイルまでが17光年、そして天の川を隔てる距離が15光年。
1光年は光が1年かかって届く距離ですから、キロメートルで表すと、電卓がギブアップしてしまう桁違いの距離になります。
まあ遠いのはいいとして(何がいいのか分かりませんが)今、こうして見上げている夜空は時空を超えて形成されているということに驚きました。
もちろん、星座のことを習い出す小学生の頃にも、中学生になっても、そして高校生になって天文学を学んだ時にも驚いたはずですが、まるで初めてそんな事実を知らされたように七夕の夜に驚きました。
私にとって(地球にとってと言っても良いでしょう)あの星々は数千年前もしはもっと昔には確かに光っていたが、今、こうして夜空に大三角形を描いているあの星が今、あるかどうかは分からないのです。
星々はそれぞれの生涯、歴史の中で輝いているのですが、私の見ている夜空はその歴史という時間軸を持った集合体の一瞬のアートと言えなくもない、というわけです。
そう気づき、驚きの感情が足元へとゆっくりと広がって行く時、人工の光にぼやけていた夜空の星々が一斉に真剣に光出したような気がしました。
超常連のお客様が帰りがけに「これは僕にとっての文化教養イベントですから」と仰ってくださったのですが、私にとっても、恒例イベントの開催の度に何かに気付かされます。
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