角野さんのコンサートに行ってきました。
1曲目のバッハ「イタリア協奏曲」にやられてしまいました。
こんなに優しいバッハを聞いたことがありません。
こんなにも優しく、流麗なバッハ。
まるで建築家のような構築のしっかりした音楽の父、という形容には当てはまらない、それはやはり、現代のショパンが弾くバッハだからでしょうか?
その後は、怒涛の角野ワールド。いくら鍵盤楽器とはいえ、グランドピアノの上にピアニカを置き、振り向いてチェレスタ、体を捻ってアップライト。
ユーチューブではお馴染みのスタイルではありますが、サントリーホールの大ホール、2000席の満席のステージでも同じように繰り広げられる、その快感。
驚きました。感動しました。
休憩中に白ワインを飲んでいたら、お隣に小曽根真さんがいらっしゃいました。
ジャンルを超えた、(いや、角野さんに音楽ジャンルはなく、鍵盤楽器というジャンルがあるだけかもしれませんが)クロスワールドにジャズの巨匠も引き込まれたことでしょう。
すごい人が現れたものだと、感慨を新たにしました。
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