「開幕式盛況でした」と壁画展を目黒美術館で開催した
英(はなふさ)さんから短い連絡が入りました。
「アルジェリア大使のスピーチで開幕しました。エジプト大使、リビア大使、チュニジア大使、スーダン大使、マリ大使などご臨席いただき盛況でした」
素晴らしいですよね。一人の写真家(?)サハラ冒険家(?)の足跡を
展示する会にこれだけの各国大使がご臨席くださるのですから。
サハラに眠る先史岩壁画展に関するお知らせ
英 隆行さんは私の大学時代の友人です。
ということはすでに半世紀近い付き合いということになります。
入学したての頃、構内のカフェで上温湯隆(カミオンユタカシ)のサハラ紀行の話をしてくれたのが彼です。
以来、私は砂漠マニア になり、地図を買い、映画を観、写真集を眺め、いつかあの悠久の砂の大地を見渡す日が来ることを思い浮かべながら
ただ 憧れとして、絵ハガキを貼り、ポスターを飾り、暮らしていました。
サハラの話をした隆行さんとは一緒にアルプスでスキーをしたことはありますが、砂漠に入ったことはありません。
いつしか、彼からタッシリ・ナジェールの絵ハガキが届くようになりました。
アルジェリアに行ったとは聞いていましたが、サハラの奥地にまでいつの間に。
それから毎年、サハラ砂漠の各地の岩絵の絵ハガキが送られてきて、私は激しい嫉妬を覚えました。
「砂漠が俺を呼んでいる」の言葉そのままに砂漠を巡る旅を続ける隆行さん。
そして遂に、あの教科書で見た、『白い巨人』まで連れて帰ってきてしまいました。
サハラが肥沃な大地だった頃、 風が広大な草原を波立たせていた頃の岩絵には、その時代を色濃く映すディティールが描き出されています。
今となってはあまりに危険すぎて、モロッコ以外は入国できないところばかり。
これほど、砂漠を愛している 男を見たことがありません。
道半ばで倒れ、消息を絶った上温湯隆にならず、白い巨人を連れて帰ってくれたことをうれしく思います。
10月5日(水)から10日(月祝)まで東京都の目黒美術館で展示される
「サハラに眠る先史岩壁画」展で、ひと時、豊かな大地だったサハラに想いを馳せてみてはいかがでしょう。
詳しくはこちらから
http://hanafusa.info/project/exhibition2022/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆「いいね!」や「ツイートする」ボタンより是非コメントやご感想をお願い致します☆
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
有限会社エムズシステム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
住所:東京都中央区新富2-1-4
TEL:03-5542-7432
------------------------------------------------
Facebook:
http://goo.gl/Ble6yi
Twitter:
http://goo.gl/Va2sMe
アメブロ:
http://goo.gl/uZ1tYA
YouTube:
http://www.youtube.com/user/MsSystemSpeaker
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆