◆ひとコト◆
月刊セブンティーンが月刊誌としては発行
終了に。
1968年の創刊ですから50年以上続いていた
わけですね。
神田神保町にあった集英社の5階。
セブンティーンの編集室に3年半通いました。
大学に入った年の夏休み、同級生に誘われて
集英社のアルバイトに応募しました。
なぜかとてつもない倍率を潜り抜け、2人は
合格し、週刊プレーボーイと月刊セブンティーン
の枠を獲得しました。選択権はもちろん
誘ってくれた彼にあり、彼は当然プレーボーイを
選びました。
「今日も〇〇ちゃんのヌード撮影があったぞ!」
と嬉々としていたのですが、2か月もしないうちに
「とても続けられない」と言って彼は編集部を
辞めて行きました。興奮の毎日だったようですが、
時間も不規則、その拘束時間も長く、きつかった
ようです。
セブンティーンは女子中高生向けですので、その
ような興奮とは無縁でしたが、応募のハガキを
整理したり、あそこのものをこちらに運ぶみたいな
仕事を定時にこなす比較的緩いアルバイトでした。
しかし続けていく間に編集部の仕事が面白くなり、
学生生活の中のアルバイト比重が増していきました。
いつの間にか有名な漫画家先生のお宅へ伺い、生の
原稿を受け取って来るという重要な仕事もこなす
ようになってきました。
そして働き始めて1年くらい経ったでしょうか。
ハイヤーを1台あてがわれたのです。どこかの編集部で
生の原稿を電車の網棚にのせて紛失するという事件が
起きて、それ以来、原稿取りはハイヤーでということに
なりました。その他にもタクシーを使っていろいろと
動き回ることが多かったからでしょうか、朝10時から
夕方6時まで自由に使ってよいハイヤーを1台頂きました。
給料も悪くなく(というよりはかなりの高給でした)、
仕事は定時で、ハイヤーが付き、担当秘書の本田さんは
美人でした。
大学に入学したのか、セブンティーンに入社したのか
分からないくらい。
結局、3年半働いて、自然に貯まったお金で、4年生の
夏に就職を嫌ってフランスへと出かけ、ヒッピーとなり
ヨーロッパをうろつくことになるのですから、私に
とってのセブンティーンはかなりのインパクトを与えて
くれたと思います。
ですから、50年の歴史に幕、と言われて、多少の感慨を
持つのも止むを得ないことでしょう。
「結界を」▼
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