面白い論文を見つけました。
人間生活工学の研究のひとつで、
「超指向性の音がヒトに与える影響」
を超指向性のスピーカーと通常の
指向性のスピーカーを使ってヒトに
どのような影響を与えるかを比較して
みるというものです。
結論としては当然ながら超指向性の
スピーカーの音の方がヒトに対しより
大きな負荷をかけるというものです。
この結論ならばわざわざ実験や研究
などしなくても分かりそうなもの
ですが、科学的な探求心から実験
したくなるのでしょうね。
素晴らしいです。
ただ、研究者は負荷はかかるものの、
意味の伝達においては超指向性の方が
伝わり易いというメリットも見出して
いて、超指向性スピーカーは警告アナウンス
などには有効であろうという結論を導き
出しています。
人間生活工学の研究ならば、指向性の
ある通常スピーカーと指向性の弱い
波動スピーカーとの比較研究もして頂き
たかったですね。
前述の研究から類推されるのは、指向性
の強いスピーカーの方がヒトに対して
負荷がかかりやすいということです。
また意味内容の伝達性についても、
超指向性のスピーカーが通常の、指向性の
強いスピーカーより勝っていたのは、ある
場所に限定されており(なぜなら指向性が
強いのですから当たり前ですね)、被験者が
違う場所にいたのならば、まるで異なる
結論が出ていたでしょう。
警告アナウンスに有効なのは指向性の
強いスピーカーではなく、無指向性の
より音が均等に拡散するスピーカーと
言えるのではないでしょうか。
いずれにしても、指向性を持った音が
生まれてきたのは、ヒトの歴史において
この100年ほどのことで、それ以前、
ヒトが聞いていた音はすべて無指向性の
自然音でした。
ヒトに優しい、自然な音がもっと広がる
といいですね。
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