まず驚かされたのが「男と女」が始まる前に
上映された8分間の短編映画「ランデブー」
でした。
「男と女」から10年後の1976年に撮影された
ものですが、ある意味、クロード・ルルーシュ
の狂気ともいうべき側面が凝縮された作品に
なっていました。
早朝のパリをアクセルを踏み込み放しで疾走
する車からパリの街並みを撮るというだけの
8分間です。
凱旋門からコンコルド広場、オペラ座、そして
サクレクール寺院まで一度も止まることなく、
ほとんどブレーキを踏まず、爆音を響かせ、
ただ走る、という映画です。
いったいどうやって撮影したんだ!という疑問
が頭の中を渦巻く映画でした。
そして50年目の「男と女」。
ランデブーを観た後ですと、なるほどと改めて
気づかされるのが、ルルーシュの車好きという
それもすこぶる付きの車好きということです。
「男と女」も全編中、約50分間は車が映って
いるそうです。
もちろんジャン・ルイが演じている男は
カーレーサーですから、車のシーンが多いはず
ですが、パリ~ドーヴィル間の往復は赤い
ムスタングですし、回想シーンではル・マン
のレースが、さらにモンテカルロラリーの
準備や、ラリーそのものも取り上げられて
いますし、ニースからパリ、そしてドーヴィルと
ジャン・ルイはすべて車で移動しています。
ラストシーンでもドーヴィルからパリに着く
列車を追い越して、先にサン・ラザール駅に
到着するは彼がラリーで運転していた実車です。
車、車、車の映画でもあります。
ダバダバダの余韻の中に、伝説の映画で、
そのダバダバダを作り、歌ったその人、
ピエール・バルーが登場しました。
自由人そのままの純粋な目を輝かせた80歳
をとうに超えたバルーはとても元気でした。
昨夜の到着予定が、今朝になり、日本に
着いたばかりで、そのまま映画館に直行し、
劇場挨拶にパリから駆けつけてくれたの
ですが、すこしもそんな慌ただしさを見せず、
まるで長い間、日本で暮らしていたような
落ち着きで、「男と女」制作秘話を聞かせて
くれました。
突然、歌も歌ってくれて大サービス!
「ランデブー」で始まり、「男と女」を
改めて観てさらにはその映画の登場人物を
生で見ることができ、感激の1日でした。
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