良い耳とはなにか?
ショパンは「最良の先生は、自分の耳だ」という言葉を残しているそうです。
音楽にしても、語学にしても「良い耳」が重要ということは、なんとなく理解しているように思えますが、「何が、どのように良い」のか?
音とは波です。空気の振動のことを「音」と呼んでいます。
音の波が来ると鼓膜が振動し、外、中、内耳と伝わって蝸牛と呼ばれている場所で電気信号に変換されたのち、脳幹の送られ、聴覚野へと送達されます。
音楽家とそうでない人の聴覚野の大きさに2倍以上の違いがあるそうです。音楽家は聴覚野が普通の人と比べて格段に大きのです。
良い耳とは、聴覚野が大きく、機能が優れているので、音の特徴を正確に把握したり、音の表情を聴き分けたりすることができる、ということのようです。
エムズシステムのご愛用者Tさんは、お嬢様の誕生を機に、ご家庭内での音は全て「波動スピーカーから」というゆるい原則を作ったそうです。純粋育成とでも言えましょうか。
その後、アメリカに移住され、Tさん一家は英語の生活になったのですが、彼女の発音がまるで、ネイティブで、彼女の耳の良さを実感されているそうです。
指向性の強い、刺激音の量が減り、自然な音が聞こえている家庭内で育った彼女は、素直な良い耳を持つことができたと言えるのではないか、と思っているそうです。
確かにそれは起こり得ることだと思います。幼少期からピアノの練習を続けてきたことによる「良い耳」の音楽家タイプではないにせよ、幼少期からずっと自然な音に包まれて育てられた「耳」は「良い耳」になっていく可能性が大きいと言えるのではないでしょうか。
たとえそれが大都会の真ん中に住んでいようとも。
超絶技巧で繊細に奏でるピアニストでなくても、良い耳は聴覚野で育成されるに違いありません。






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