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インプレッション 2005年 5月号
       

Catch up the NEXT (IMPRESSION EDITOR'S CHOICE)

M's system MS1001
「耳からウロコ」が落ちる、そんな体験。


ビル・エバンス・トリオのCDが流れ始めた。部屋の左端でドラマーのブラシさばきが聴こえる。右端でエバンスがピアノを弾く。しかし両端にスピーカーはない。中央にはスピーカーが乱立しているが、どれが鳴っているのかわからない。と、指差された。真ん中に置かれた鼓のような形のスピーカーが、たったひとつだけ鳴っていた。
あまりの臨場感に唸った。試しに超有名オーディオと聴き比べてみる。そちらは明らかにスピーカーの位置から音を発していた。が、この波動スピーカーに換えると、音は部屋中から響いてくる。立体的な音場の広がりには、二等辺三角形の頂点にあたるリスニングポイントに限らない。


隣の部屋にいても、すべての音が均等かつリアルに迫ってきた。来日した際、この音を体験したジョアン・ジルベルトは、予定のなかったライブCDのリリースを認めたと聞く。
音の秘密は量子力学に基づいた波動エネルギーにあるとか。詳しく述べる字数はないが、このスピーカーは、今までユニットの内にこもっていた干渉波をゼロバランスにさせることで、生楽器と似た音の広がりを可能にしたのだという。
先頃はアンプ内蔵のモデルも登場。これだとiPodやポータブルCDプレーヤーにつなぐだけで、かなり質の高いオーディオ・システムが完成する。とにかく、聴けば分かる。これは音を再生する、楽器だ。


<波動スピーカーMS1001>●型式 エムズ・システム・サウンド ●インピーダンス 8Ω ●許容入力 15W ●最低共振周波数 80Hz ●再生周波帯域 f0〜22kHz ●サイズ 200φ×400o ●重量 3,200g ●価格 126,000円 ●問)エムズシステム пF03−5542−7432 www.mssystem.co.jp          P56

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