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オーディオアクセサリー 2005年 春号 
       

特集・いま旬の省スペースコンポの薦め

オーディオ装置というよりも楽器の心地よさ
iPodに対応したワンボディステレオシステム

M’sシステムのMS1001についてはかつて本誌でご紹介した。同社の基本コンセプトは人工的なハイファイサウンドの追求ではなく、あくまで耳に心地よい、楽器のようなサウンドを再生すること、どこにいても立体感のある音が楽しめるようにすることといえる。そのためまったく新しいアプローチ、シリンダーボディの両端に、フルレンジスピーカーをセットした構成をとっていたのは記憶に新しい。来日したボサノバの巨人、ジョアン・ジルベルトが滞在中、DATに収められた自身の演奏を同社のスピーカーでモニターしていたという。
今回ご紹介するのは同社の最新版、MS−dt08である。iPodなどのポータブルオーディオを手軽に楽しむことが狙いという。別に変換コードさえあれば、通常のCD、SACD、DVDプレーヤとも接続できるのはいうまでもない。従来のモデルをコンパクト化し、アンプ部を加えることにより、さらに簡単にエムズシステムサウンドが楽しめるようにしたものだ。シリンダーの大きさは130oφ×230oで重量1.7kg。机の上にそっと置ける大きさと重さであろう。


専用のスタンドが付属するが、本体のブルーのイルミネーションとあいまっておしゃれな感覚を演出できる。リアにはACアダプター端子と、ステレオミニ入力端子が装備される。フロントはボリュームとパワースイッチのみというシンプルさである。付属はACアダプター、スタンド、ステレオミニケーブル。
iPodで試聴する。操作はステレオミニケーブルでアイポッドドックをつなぐだけという簡単さ。ボリュームを上げると同社独特のサウンドが広がる。低域が、高域が、解像度がといった次元を超えた、優しい楽器のようなサウンドである。ステレオ感は、通常の左右にスピーカーを置いたステレオ感とは異なり、スピーカーを中心に暖かく広がるサラウンド効果であり、暖炉のような快適さと例えればいいのだろうか。ボリュームを上げても決してうるさくならない点も魅力となろう。
販売は現在ネットを含めた直販である。試聴は同社試聴室で可能である。
またこの3月19日から、新宿伊勢丹メンズ館の各フロアに展示される予定なので、ここでもデモを体験することができよう。

エムズ・システム 
デスクトップ一体型システム MSーdt08 
¥168,000(税込み)
                                   P 98
             



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